株式会社ソリットリンク
- 会社名
- 株式会社ソリットリンク
- 法人番号
- 4010001265067
- 設立
- 2026年4月
- 本店所在地
- 東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD.7階
- 事業内容
- AI電話受付、賃貸管理システム、業務AI、外部システム連携の企画・開発・運用支援

子どもが生まれて間もない頃、私(代表 宮川)が入居者として暮らしていた部屋で、エアコンから原因不明の大きな異音が続きました。ようやく眠った子どもが異音で起きてしまうこともあり、私たちも十分に休めない状態が続きました。修理を依頼しようとしても、管理会社の連絡先がすぐには分かりませんでした。
LINE公式アカウントはあっても問い合わせに使えるのか分からず、入居者向けWebページも操作が複雑でした。電話もなかなかつながらなかったため、最終的にはWebフォームからも連絡しました。ようやくつながった後には、窓口の運用ルールとして、現地確認に入居者負担となる比較的高額な費用がかかると案内されました。また、異音を動画で共有する手段もなく、状況を正確に伝えることの難しさを感じました。

当初は、私が住んでいた物件での対応に課題を感じていました。その後、大手不動産グループで実務に携わる知人から話を聞き、受付後には物件・契約情報の確認、設備会社との調整、見積・承認、作業報告まで、多くの業務が続くことを知りました。入居者である私から見えていたのは、その入口にすぎませんでした。
電話、メール、Webフォーム、既存システムに情報が分散すると、担当者は通常業務の合間に内容を整理し、関係者へ連絡しながら進捗を追います。連絡先や窓口の分かりにくさ、状況共有の難しさは、担当者個人の対応だけでなく、受付から修繕完了までの業務構造にも原因があるのではないかと思うようになりました。

その後も、このとき知った修繕対応の流れは頭に残っていました。官公庁向けWebシステムやAI製品の企画・開発に携わるなかで、受付窓口を一つにまとめ、物件・入居者情報と相談内容を紐づけ、電話やWebから写真・動画も含めて状況を整理できれば、この問題を改善できるのではないかと考えるようになりました。
単に問い合わせへ回答するだけでなく、会話から症状や緊急度、希望日時を整理して一つの案件にし、その後の担当者通知、設備会社への連絡、見積・承認、作業報告まで同じ情報で進められる仕組みを構想しました。AIに任せる範囲と人が確認する範囲を運用に合わせて分け、既存システムとも連携できることを前提に、SolitCallとSolitの開発を始めました。

構想を実際の業務に照らして確かめるため、まず大手不動産グループで実務に携わる知人に協力を求め、修繕受付後に管理会社が行う業務について何度も話を聞きました。
さらに、個人の体験や一人の知見だけで設計しないため、開発初期には、不動産管理会社を中心に、設備会社、コールセンター、関連サービス事業者など、30社以上へのヒアリングを行いました。
業界イベントにも足を運び、受付、緊急判断、設備会社手配、見積、オーナー承認、作業報告、既存システム連携まで、実際の業務と例外対応を確認しながら開発を進めています。
入居者からの相談受付を担うSolitCallと、その後の案件管理や関係者との調整を担うSolitは、この原体験と現場調査から生まれたサービスです。

株式会社ソリットリンク代表取締役
官公庁・医療機関・法人向けの営業職を経て、ソフトウェアエンジニアへ転向。独立後は、市区町村等の地方公共団体向けシステムを継続的に開発するとともに、モバイル、Web、IoT及びヘルスケア領域で、企画・設計から開発・運用までを一貫して手がけている。BLE・MQTTによるIoTセンサー連携基盤等を開発し、個人で開発したモバイルアプリは累計20万ダウンロード以上を記録。
現在は、AIチャット、AIコールセンター、傾聴AI、リアルタイム音声AI、RAG、AIワークフロー及びPC操作AIの企画・設計・開発を主導。複数の大規模言語モデル・音声方式の比較、低遅延会話、RAGの検索・文書構造設計、Function Calling、API・SIP・PBX連携、回答品質評価、権限制御、監査・承認までを一貫して扱い、人との会話・検索・判断・引継ぎから、後続システム及びPC上での業務実行までを接続するAI基盤を構築している。
また、複数企業に対してAI活用、プロダクト企画、技術選定及び既存システムとの連携に関する助言・伴走を行うとともに、法人及び自治体向けのAI研修、AI導入支援、技術顧問並びに外部AI推進室事業を推進。特定製品の採用を前提とせず、他社SaaS、個別開発、既存システムの改修及びAIを使用しない業務改善までを比較し、導入後の定着・評価まで伴走している。